大阪府守口市 株式会社プロトワーク様タッチプローブ搭載CNC画像測定機で、複雑な切削加工品の測定の効率化を実現

お客様の声 画像測定機

導入機種:CNC画像測定機「QUICK VISION Active」

株式会社プロトワーク様

株式会社プロトワーク様(以下、プロトワーク)は、樹脂、金属の切削加工等で優れた技術力を持ち、同業他社が辞退する難しい加工、短納期な依頼も積極的に受注されています。同社が、継続的に事業を拡大する中で取り組まれた測定の効率化事例をご紹介します。

本事例の要約

  • 課題・背景

    • 試作から量産化への事業拡大に伴い、数量の多い量産品が測定機を占有する頻度が増え、検査のキャパシティが限界に達していた
    • 加工する製品の多くが検査に時間を要する複雑な形状であるため、既存の三次元測定機に待ち時間が発生することや、手動測定による工数の増加が大きな課題であった
  • 導入内容・解決策

    • 非接触測定と接触測定を1台で完結できるタッチトリガープローブ搭載のCNC画像測定機「QUICK VISION Active」を導入
    • 広い測定範囲を持ち自動測定機能を備えた同機を選定し、検査課だけでなく加工者全員が仕上がり寸法や形状の確認に扱えるよう教育体制を整えた
  • 効果・展望

    • 量産品の繰り返し検査を自動化したことで、従来は30分かかっていた検査が数分で完了するようになり、検査時間の劇的な短縮と属人化の回避を達成
    • 別の測定機への載せ替え手間を省く効率的な検査体制を国内で確立し、今後はアメリカ中西部への新工場設立をはじめとする海外での事業展開を見据える

お客様の事業

樹脂の切削加工から始まり、アルミ切削加工・5軸金属加工へ

プロトワークは、樹脂の試作切削加工を行うメーカーとして1996年に創業しました。お客様の要望に積極的に応えていく中で、アルミを中心とした金属の切削加工や小ロットの量産加工、樹脂と金属のハイブリッド加工も手掛けるようになりました。同社のお客様は自動車・医療機器・航空機・OA機器・半導体製造装置など多岐に渡っており、プロトワークはそのような産業のものづくりを支えています。

プロトワークが加工した樹脂・金属の複雑な切削加工品

プロトワークが加工した樹脂・金属の複雑な切削加工品

代表取締役社長 田村 常之進 様

代表取締役社長 田村 常之進 様

高精度×高難度×短納期な依頼へ積極的に応じる

「プロトワークでは、単純な形状の製品はほとんど加工していません。納期が短いもの、同業他社が敬遠する難しい形状のものを率先して引き受けています」と田村社長は語ります。同社は高い精度が求められる、難度の高い製品加工を安定して行うために、日本ではまだ発展段階だった5軸加工機をいち早く導入。また、お客様が求めているタイミングで製品を供給するために、24時間365日の稼働体制を構築しました。このように高精度×高難度×短納期のご要望に真摯に応える姿勢が、お客様からの信頼につながっています。

導入前の課題

高い精度とスピードを両立する検査体制の確立

同業他社が辞退する難しい加工や短納期な依頼を積極的に引き受けているプロトワークですが、高い精度とスピードを両立するのは容易ではありません。同社では工程内検査や最終検査に加えて、検査員による中間検査や加工者以外の技術者による検査を実施し、より多くの人の目を通すことで精度を高めています。しかし、プロトワークで加工する製品の多くは検査に時間がかかる複雑な形状の製品である為、既存の三次元測定機の稼働率が高くなり待ち時間が発生することから、測定の効率化が求められていました。

事業拡大に伴い、検査のキャパシティが限界に

加工材料は樹脂から金属へ、引合案件は試作から量産化へと、順調に事業を拡大させてきたプロトワークですが、徐々に検査のキャパシティに限界を感じるようになったといいます。特に、量産品は数量が多くなることから測定機を占有する頻度が増え、「測定機が空くまでの待ち時間や、手動での測定による工数の削減が課題になっていた」と、宮本工場長は振り返ります。

専務取締役・工場長 宮本 顕彦 様

専務取締役・工場長 宮本 顕彦 様

導入いただいた商品

ミツトヨのCNC画像測定機「QUICK VISION Active」を導入

これらの課題を解決するためにご導入いただいたのが、ミツトヨのCNC画像測定機「QUICK VISION Active」です。

納入された機種はタッチトリガープローブ搭載機で非接触測定と接触測定を1台で完結できる点が特長であり、プロトワークで加工する複雑な形状の製品をスピーディに測定するのに最適です。また、測定範囲が最大で400×400×200mmと広く、他社の画像測定機では測りにくい製品サイズにも対応できること、検査業務の省人化・省力化に役立つ自動測定機能を備えていることなども、導入の決め手となりました。

ミツトヨのCNC画像測定機「QUICK VISION Active」

ミツトヨのCNC画像測定機「QUICK VISION Active」

導入後の成果

量産品の繰り返し検査を自動化し、より多くの製品を測定可能に

プロトワークでは「QUICK VISION Active」の自動測定機能をご活用いただき、量産品の繰り返し検査を自動化しています。検査課の国中様、馬躰様は「一度手動で操作した手順が自動で記録されるため、簡単にパートプログラムを作ることができます。従来は30分かけて行っていた検査が自動測定によって数分で完了するようになり、検査時間を大幅に短縮できました」と語ってくださいました。自動化によって浮いた時間は、ほかの製品の検査を行ったり、パートプログラムを組んだりするのに有効活用されているといいます。さらに、自動測定機能によって、検査課ではない人、経験の少ない検査員でも検査が可能になり、属人化を回避。今後はより多くの製品のパートプログラムを作成し、さらなる効率化を目指していきたいとのことです。

検査課 国中 敦子 様(左)・馬躰 尚美 様(右)

検査課 国中 敦子 様(左)・馬躰 尚美 様(右)

画像測定機を活用した効率的でスピーディな検査体制が実現

測定範囲が広く、タッチプローブも搭載した「QUICK VISION Active」を導入したことで、従来は三次元測定機で評価していた製品が画像測定機でも検査可能に。

『QUICK VISION Active』は非接触で素早く測定できるだけでなく、タッチプローブによる接触測定も1台でこなせます。別の測定機に載せ替える手間が省けるので、効率的です」と検査課の国中様は語ります。また、プロトワークでは同機を加工者全員が扱えるように教育しており、仕上がり寸法や形状の確認にご活用いただいています。高精度×高難度×短納期なものづくりに挑むプロトワークの検査体制において、ミツトヨの測定機が重要な役割を担っているのです。

CNC画像測定機「QUICK VISION Active」の利用風景

CNC画像測定機「QUICK VISION Active」の利用風景

今後の取り組み

たゆまぬ努力と挑戦を重ねながら、国内外のお客様のご要望に応えていく

プロトワークは高い技術力と対応力を武器に、国内の多くのお客様から信頼を得てきました。今後は海外での事業展開を見据えており、自動車産業の集積地であるアメリカ中西部への新工場設立に取り組んでおられます。お客様からの高精度×高難度×短納期な依頼に果敢に挑戦し続けるプロトワークは、さらに大きく飛躍されることでしょう。

お客様プロフィール

株式会社プロトワーク様

樹脂の試作切削加工からはじまり、お客様のご要望に応えていく中で金属の切削加工、小ロットの量産加工と事業を拡大してきたプロトワーク。自動車・医療機器・航空機・OA機器・半導体製造装置など多岐に渡るお客様へ高精度な製品を提供しており、このような産業のものづくりを支えています。

株式会社プロトワーク様
所在地 大阪府守口市南寺方南通1-5-26
設立 1996年8月
事業内容 樹脂切削加工・金属切削加工など
URL https://plotwork.com/

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